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第117弾『銀座おのでら』、『洋風居酒屋 ETerNOエテルノ』、『小料理 和心』、『喜都乃』
投稿日:2021.08.17
皆様、こんにちは。新規開拓隊の今宮です。
以前に
・アメリカで生霊になって出てくるくらい死にかけた話
<こちら>
・台風で濁流の川に親戚のおっちゃんに突き落とされて死にかけた話
<こちら>
・家が全焼になり死にかけた話
<こちら>
など過去の人生において死にかけた話を書いてきましたが、
今回は死にかけたシリーズ第4弾として「インドで死にかけた話」を書きたいと思います。
私がインドに行ったのは、北京留学時代の夏休みですので、21歳の夏のことです。
インドに行きたいと思ったのは、高校時代に長渕剛の「ガンジス」という曲を聴き感銘を受けたことがきっかけです。
それからというもの、長渕がその地でその曲を作ったとされる、ヒンドゥー教の聖地ベナレスにずっと行きたいと思っていました。
そして、留学時代の2か月の夏休み期間を使ってバックパッカーとして一人で北京からインドへ向かいました。
ニューデリーから入り、タージマハルで有名なアーグラーという街などを経由し、目的地ベナレスに行き、
カルカッタから出国をするという、北インドを西から東に抜ける1か月半の一人旅です。
高校時代からの憧れの国インド、心躍らせて北京を旅立ちましたが、初日から死にかけるという インドの洗礼を浴びました。
北京を出発してニューデリーの空港に着いたのが、夜中の1時頃でした。
予約をしているホテルに向かおうとパブリックタクシーの列に並んでいた時のことです。
白タクであろう兄ちゃんが、タクシーよりも安くしておくから俺の車に乗らないかと執拗に声掛けてきます。
こんな奴は怪しいというのは万国共通の常識です。
夜も遅かったので、すぐにホテルに行って寝たかったのですが、無視してそのまま列に並んでいました。
ただ、断り続けているにも関わらず、その怪しい兄ちゃんは僕の横にずっとついてきます。
ほっておいてようやくパブリックタクシー乗り場の窓口まで来た時のことです。
窓口の中のおじさんに○○ホテルまで行きたいと言ったら、その窓口のおじさんが怪しい兄ちゃんを指さして、
「こいつはいくらで言ってきた?」と聞かれたので、
○○ルピーと伝えたら、
「であればこいつは大丈夫、この人の車はタクシーみたいなものだからこの人の車で行きなさい」と言われました。
そうなんや、パブリックタクシーの窓口のおっさんが言ってるんやったら大丈夫かと思った僕は、
そのお兄ちゃんに連れられて駐車場まで行きました。
そして駐車場に着いて車に乗ろうとしたら、その運転手の友達という二人が既に車の中にいて
同じ方向だから一緒に行っていいかと聞いてきました。
これはさすがに怪しいと思いましたが、駐車場からまたパブリックタクシーのところまで戻るのもしんどいし
早くホテルに行きたいし、もういいやと思い車に乗り込んだのですが、これが悲劇の始まりでした。
車には、僕が後部座席に座り、運転手1名、助手席1名、後部座席に1名と僕以外に3人の インド人が乗っています。
空港から予約をしていたホテルまでは30分くらいで到着する予定なのですが、
30分経っても40分経っても到着する気配がありません。
気配がないどころか、市内に向かわないといけないのにどんどん郊外に向かっている気がします。
さすがに焦ってきた僕は拙い英語で「ちゃんと向かっているか?ホテルの場所は分かるか?」
とずっと確認するも「大丈夫、問題ない。ちょっと道が分からなくなって遠回りしてしまっているけど、
もうすぐ着くと思うから安心してくれ」との返答。
これはさすがにやばいな。。もし隣の奴がナイフを出してきて、荷物を全部置いて降りろと脅して きたらどうしよう?
と焦りながら頭の中で滅茶苦茶シュミレーションをしました。
1.言われた通りにする
2.逃げる
3.戦う
という選択肢があったのですが、若くて向こう見ずの性格だった上に、小さい頃格闘技をたしなんだことがある僕はあろうことか、
3、戦うを選択していました。今の僕でしたらその選択は全く持ってあり得ません。。
命が惜しすぎるので1ミリも反抗する意思なんて見せずに、どうぞどうぞと全ての荷物を差し出すこと必至です 笑。
ただ、戦うを選択した若くて血気盛んの21歳の僕は、車内でどう戦うかずっとシュミレーションをしていました。
そうこうしているうちに時間にして夜中の3時くらい、出発してから1時間15分くらいを過ぎた頃でしょうか。
明かりもほとんどない小さな町で車が停車し降ろされました。
これはいよいよかと思っていたら、運転手がホテルまでの道が分からなくなったので、
あの家に電話があるから中に入って電話をかけて聞いてくれと言ってきます。
携帯電話がない時代の出来事です。
いやいや、何を今更言ってるんや、あんなところに入ったら、身ぐるみはがされて終わると思った僕は、
絶対に入らない、おまえが電話をかけて聞いてくれとずっと言い張っていました。
そんな押し問答をしていたら、その家の中から8人くらいのインド人が出てくるじゃありませんか 泣。
そして僕を囲んで入れ入れと言ってきます。
見知らぬ異国の地で、着いたその日の夜中の3時に明かりもほとんどないような場所で8人くらいのインド人に囲まれて、
流石に足が震えていました。。
そんな時です。
警察のパトカーが奇跡的に通りかかりました。
救世主が現れた!と思った僕はパトカーに駆け寄り、拙い英語で状況を必死に説明をします。
ただ、伝わらなかったのか、面倒くさいと思ったのか、パトカーはそのまま走り去って行ってしまいました。
「ノーーーー!!」絶望です。。
これを絶望と言わずして何を絶望と言うんだくらいの絶望です。
ここはもう逃げるしかないと思った僕は、その時ポケットに入れていたタクシー代とプラスαの ルピーを
そいつらに投げつけてダッシュで逃げました。
3人くらいが追いかけて来たのですが、死に物狂いの僕は、ベンジョンソン並みのロケットスタートと
カールルイスばりの伸びをみせ全力で逃げました。
そして100mくらい逃げたところに、リキシャ―(バイクタクシー)の親父が寝ているのを発見しました。
一目散にそのリキシャ―に乗り込み親父を起こして、ヘルプミーと親父に伝えたところ、その親父がいい人だったみたいで、
追いついて来た3人のインド人を叱ってくれました。
そして、なんとか事なきを得てそこから3時間くらいかけてホテルまで連れて行ってくれました。
あのリキシャ―の親父ががいなかったらどうなっていたのか、今でも考えただけで恐ろしいです。。
皆さま方は、海外で白タクに乗ることはないと思いますがくれぐれもお気をつけください。
「インド人嘘つかない」と言われますが、インド人、平気でびっくりするくらい嘘ついてきます 笑。
インドでは、この後もう一度マラリアにかかって死にかけたのですが、その話はまたどこかのタイミングで書かせて頂きます。
それでは、「突撃、新規開拓隊がゆく」第117弾をお送りします。
今回は下記3店舗です。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
1、銀座おのでら(鮨・鉄板焼き・天婦羅)
味 ★★★★★
サービス ★★★★★
雰囲気 ★★★★★
交通便利 ★★★★☆
お得感 ★★★★☆
外タン18号という好立地にある日本の銀座が本店の上海ミシュランガイド推奨の高級な鮨・鉄板焼き・天婦羅のお店です。
同じフロアにはロブションのお店もあります。
鮨、鉄板焼き、天婦羅とそれぞれがいくつかの部屋に分かれており、
全てカウンター越しに料理人が目の前で料理をしてくれたものを提供してくれるスタイルです。
今回はランチで行き、鮨コース+天婦羅を単品で頂きました。
コースはおまかせ鮨金という前菜、寿司12貫、玉子、お椀、デザートがついて698元(サービス料10%別途)を頂きました。
夜は客単価2000元~3000元のお店ですが、ランチはお得に食べることができます。
寿司は、日本人の職人さんが目の前で一貫ずつ握ってくれたものを順番に12貫出してくれるので、
美味しいのは当然のことながらボリュームもあり非常に満足度が高いです。
天婦羅も単品で金目鯛と野菜の盛り合わせを注文しましたが、油を感じることなくサクサクで 非常に美味しく頂きました。
鮨、天婦羅、鉄板焼きとそれぞれランチコースがあり、現在、特別に楽っと予約で鉄板焼きの
880元コースが580元(サービス料10%別途)http://www.rakuto.net.cn/discount/onoderalunch と非常にお得となっております。
夜はかなり値が張りますので、よほどの接待や記念日などでしかいけないと思いますが、
ランチはコスパが良いので満足度が高いと思います。
予算はランチ600元~1000元、ディナーは2000元~3000元くらいでしょうか。
大切な方をお連れしたら必ずや喜んで頂けるお勧めのお店ですので、
ここぞという時や楽っとポイントを貯めて自分へのご褒美としてポイントを使って行ってみてください。
店名ー<銀座 おのでら(onodera)(鮨・鉄板焼き・天婦羅)>
住所ー中山東一路18号外滩18号(×南京東路)
予約電話−6237-2963 (楽っと予約加盟店です)
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
2、洋風居酒屋 ETerNOエテルノ(イタリアン)
味 ★★★★☆
サービス ★★★★★
雰囲気 ★★★★★
交通便利 ★★★★☆
お得感 ★★★★☆
旧オバマ広場にオープンをしたイタリアンということで行ってきました。
開放的な店内は明るくおしゃれな雰囲気で、店員さんのホスピタリティもとても高く、
居心地のいい空間で食事を楽しむことができました。
料理も全般的に美味しかったですね。
特にお勧めのミスジステーキが美味しかったです。
30人~40人で貸し切りもできますので、団体さんにも向いているお店だと思います。
この時期は暑いので厳しいですが、テラス席もありますので、春、夏はテラスがお勧めです。
友人や同僚と是非気軽に行ってみてください。
予算は250元~300元くらいかと思います。
店名―<洋風居酒屋 ETerNO エテルノ>
住所ー延安西路2088号睿珑广场118号(×伊梨路)
予約電話−6237-2963 (楽っと予約加盟店です)
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
3、小料理 和心(おばんざい)
味 ★★★★★
サービス ★★★★★
雰囲気 ★★★★☆
交通便利 ★★★☆☆
お得感 ★★★★☆
虹梅路の華光花園というマンションの敷地内にある、知る人ぞ知る隠れ家的な小料理屋さんです。
もう10年くらいになるということですが、お世話になっている方から紹介してもらって初めて行きました。
店内はカウンターとテーブル席が3卓、半個室が1卓とこじんまりとしています。
カウンターの前には日本人料理長が作った美味しそうなおばんざいが数々並んでいました。
料理は、お刺身、じゃことピーマン炒め、さつま揚げ、コロッケ、肉じゃが、煮込みハンバーグなどを食べましたが、
個人的にはすごく好きな味で滅茶苦茶美味しく頂きました。
また、最後に食べた海鮮釜めしは絶品でした。
行かれる際はコロッケと釜めしを是非注文してみてください。
釜めしは30分くらい時間がかかるということですので要注意です。
また、帰り際に、明日の朝食べてくださいとおにぎりを一つもらいました。
こういう心配りも感動しましたね。
予算は300元くらいでしょうか。
美味しいものを食べたい時に是非行ってみてください。お薦めのお店です!
店名ー<小料理 和心>
住所ー虹梅路3297弄華光花園78号A(×華光路)
予約電話−6237-2963 (楽っと予約加盟店です)
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
4、喜都乃(おでん、串揚げ)
味 ★★★★★
サービス ★★★★★
雰囲気 ★★★★☆
交通便利 ★★★☆☆
お得感 ★★★★☆
おでんが名物の人気店やまとやさんの姉妹店が新天地近くの新しいおしゃれなモールにできたということで行ってきました。
新しくできたモールは非常におしゃれで人気の写真撮影スポットにもなっているらしく非常に多くのお客さんで賑わっていました。
メニューは定番のおでんに加えて串揚げなどもラインナップされ、あのおしゃれスポットにしてはリーズナブルな価格で美味しい料理を頂くことができます。
予算は400元くらいですかね。
個室もあるので接待にも使えますし、色々なシチュエーションで利用できるいいお店だと思います ので行ってみてください。
店名ー<喜都乃【きどの】>
住所ー马当路458弄1号G01(x淡水路)
予約電話−6237-2963 (楽っと予約加盟店です)
今回は以上になります。
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